2004年9月7日(火)

 和琴半島キャンプ場 --→ 釣り(釧路川) --→ 仁伏温泉 --→ 川湯温泉 --→ 
神の子池 --→ 士別サーモンパーク --→ うなべつ自然休養村



9月7日(火)

 明け方何度か目が覚めたものの、うだうだして2度寝していたら8時になってしまった。雨は上がって晴れている。軽く朝食をとって撤収。カーサイドリビングを取り外し、雨で濡れた部分を日なたで乾燥。今日はどこに行こうかな?ラジオのニュースでは台風が北海道に近づいていて、今夜から雨、風が強くなるとのこと。キャンプはちょっと無理かも。

 まだ晴れているので、とりあえず近くの釧路川で釣り。でも10分もせず撤収。ルアーが根がかりしてしまうのだ。そこで私の提案で屈斜路湖畔の「仁伏温泉」に行ってみることにした。情報によると営林署の保養所の温泉は、湯船の下にじゃりが敷いてあり、泉質も非常によいそうだ。仁伏温泉には数件の宿があるが、どれだろう?ネットで見た外観を発見。ただ営林署の保養所ではないようだ。これはお風呂から上がって宿のおばさんとの会話でわかったことだが、保養所が閉鎖されることになって、町で買い取ったらしい。宿のおばさんも保養所を離れて1年後くらいに、母親を連れて戻ってきたと言ってた。少し調子の悪かったお母さんも温泉にきてから体調がよくなったようだと話してくれました。温泉は、基本的には混浴。私達が入浴している時は誰もいなかったので、のんびり屈斜路湖を眺めながら楽しめた。じゃりは健康サンダルを履いているような刺激があって楽しい。お湯が透明なので、小石がキラキラ輝いているように見えた。またひとつお気に入りの温泉を発見できて大満足の二人なのでした。


      
    仁伏温泉 100%掛け流しの正しい温泉!


 温泉ですっかりポカポカになった後、お腹も減ったのでレストランを探します。MAPに載っていた川湯温泉近くの「カトリーキッチン」へゴー!「わ」ナンバーが数台駐車してあって、レストランは観光客が多くみかけられた。「とろりんオムレツ」がおいしいと載っていたので早速注文。卵がとろんとしていておいしかった〜。ご馳走様です。


     


 さて、満腹になったことだし、どこに行きますかな?せっかく川湯まで来たので、あの神秘的なブルーに輝く「神の子池」でも写真におさめておきますか!相変わらず綺麗なブルーですよ。ブルー!一人旅のライダーの池を見た第一声が「おお!!」でしたもん。わかるわ〜その気持ち。初めて見た時は思わず声が出ちゃうんですよねえ。ライダー君、しばらくじーっと池を見つめてたたずんでおりました。じゃまをしないように、そーっと池を一周したのでした。やっぱりどこから見ても、ブルーに輝いておりました。


      
    神の子池


今夜から台風が近づいてくるとラジオで言っていたので、キャンプだとちと心配。そこでいつもの必殺技、うなべつの自然休暇村を電話で予約。ここは正しい温泉。ぬるぬる、つるつるしたお湯でお肌がしっとりします。台風を避けるにはうってつけ。予約できて一安心したので、宿に行く前に、サケの遡上の様子を観察してみることに。例年サーモンフィッシングに来ている忠類川の橋から川を覗いてみましたが、数匹遡上しているのが見えました。

 折角なので、標津になるサーモンパークにも寄ってみました。建物の中にはサケの遡上の様子が見えるように水族館のようなガラス張りになっているところがあるのですが、かなり傷ついたサケが、一生懸命高い障害を乗り越えようと何度もチャレンジする姿をかなり長い時間眺めていました。ほとんどが失敗して飛び越えられないのですが、たまに成功するサケを見ては、「やった〜!すごいぞ!」と興奮してましたよ。建物の外の川には、遡上してくるサケを堰きとめている場所があり、橋の上から覗いてみたら、うじゃうじゃといます!います!なんだかここから先に行けないと思うとすごくかわいそうでした。他にも川魚の様子を間近で見られるスペースがあり、50円で乾燥エビを買って、水に手をつけると、パクッと食べにくるのが楽しかった!指にパクッとされた感覚が残るのがおもしろんです〜。間近で見るとかわいいですよ〜。


   


 久々にサーモンパークで楽しんでから、斜里のスーパーで夕食の材料を購入。宿へ向かいます。うなべつ温泉は、簡単な共同の台所もあるので自炊もできるんです。つるつる、ぬるぬるの温泉を楽しんでから、お鍋でのんびりしました。夜になってから、かなり風がでてきました。窓の外でゴーゴーと音がします。こんな風の中でキャンプしてたら大変でしたね。宿に泊まってよかった〜。一泊3000円で正しい温泉にもたっぷり入れるので大満足です。夕食後も温泉を楽しんでぽぱぽかしながら就寝です。おやすみなさい。

本日の走行距離 203.8km