2002年7月21日(日)〜22日(月)
 本別町 --→ 白糠恋問 --→ あやめが原 --→ 霧多布岬 --→ 

     和琴半島 --→ 川湯温泉 --→ 斜里 --→ 清里町 --→ 和琴半島

   

7/21(日)
朝6時前には目がさめてしまい、もぞもぞと起き出しました。夜露でちょっとテントがぬれてます。天気は曇りですが、ちらっと青空も見えてます。 ゆっくりと朝食の準備に取りかかる家族連れの中、さっさとテントを撤収し7時半には出発。まずは釧路を目指しましょう。R274〜R392を通り、車も少なく快適なルートで白糠へと出てみました。朝ごはんを食べてないので、道の駅しらぬか恋問で有名な豚丼を食べることにします。

レストランが開くまで30分ほど海岸で時間をつぶし、ようやくお目当ての豚丼と御対面です^^ 帯広のぱんちょうとはまた違った感じの丼ですな。タレはちょっと甘く、いやかなり甘い…と思います。ひとそれぞれ好みがありますからね〜^^; 炭火焼きの肉は柔らかくボリューム満点です。下のごはんの中にも一枚見つけました。
お腹一杯になったところで、まだ行ったことの無い霧多布岬方面へGO!


    
  恋問海岸                        道の駅しらぬか恋問の豚丼


まず、もう季節も終わりかな?と思いつつ、途中の「あやめが原」へ。



   よく読めないけど…あやめが原って書いてある


散策路を歩くも、あやめの姿はみえず(T_T) でも数種類の花が咲いていたので、パンフレットの花と見比べながら名前を探したりして、充分楽しめました。あやめが原では馬を放し飼いにしていて、普通は入ってこれないはずの散策路まで馬が入ってきて、草を食んでいたんですが、展望台まで行って戻ろうとしたら、5頭の馬に囲まれてちょっとびびりました。脅かさないようにそーっとその場を離れましたが^^;
道産子は異様に大きいのでマジ怖いです。

さて、その後は、霧多布岬まで行ってみました。さすがに、霧が多いと書く岬だけあり、岬に近づくと突然雲の中にいるような濃霧でびっくり。でも幸い、岬先端は霧が晴れ、綺麗に見ることができましたよー。
その後、千葉に移転することになったという“ムツゴロウ動物王国”をちょっと覗きに^^
入れないことは分かっていましたが、なんとなくね。


    
  霧多布岬                      動物王国の入り口


今夜は、大好きな「和琴半島キャンプ場」に行くことにしました。このキャンプ場は、人気がある割に、利用している人がみんなマナーがよく、静かにキャンプを楽しめる場所なんです。キャンプ場に到着してテントを設営した後、買い物とお風呂にいくことにしました。摩周にある泉湯は公衆浴場だけどれっきとした温泉。料金も150円とお得なので、いつも利用してます。

摩周のショッピングセンターで買い物をすませ、キャノンプ場に戻ろうと車をスタートさせる頃、雨が降ってきました。テントの入口をメッシュのままにしてきてしまったので、雨が吹き込んではやばいと、急いで戻ってきてみると、和琴半島だけみごとに雨が降っていない! 晴天率がいいって本当ですなあ。ますはよかった。よかった。


      


夕食の準備をしていると、隣のテントから犬の吼える声が( ̄□ ̄;)!! 「まさか犬??」でもそのテントはライダーのもの。泣き声がしていたのは、どうやらそのライダーがちょっと留守にしていたからみたい。しばらくするとライダーがテントに戻ってきたので、挨拶がてらに「犬がいるんですか・・・?」と聞いてみた。すると、テントの中から、ちっちゃくてかわいいパピヨンが!!でもバイクでどうやって??? ?が一杯になったので聞いてみると、小さな袋を首から下げて、顔だけ出して、バイクの前に乗せてやってきたんですって。すごーい!びっくりしました。そんなお話をちょっとだけして夕食にしました。

今夜の夕食は、メンメ(きんき)の開きを炭火で焼いてみました。やっぱり炭火はいいですね〜。静かな湖畔でのんびりとした時間が過ごせる幸せをかみしめます。夕食後は歩いて数分のところにある、無料露天風呂に入浴してテントにもぐりこみました。とっても暑かったので、寝袋を敷いて、タオルケットだけで寝ていたら夜中に寒くて目がさめました。急いで寝袋の中にもぐりこんで、また夢の中です・・・。



7/22(月)

今日はいつもよりのんびりと起き出しました。しばらく椅子にすわってお茶を飲みながらぼーっと過ごします。昨日のライダーは、かわいいパピヨンの「アイラ」ちゃんを連れて、近くで釣りをしている姿が見えました。ここだけ流れる時間がとてもゆっくりとしています。「今日はどうしようか・・・?」と相談したんですが、とりあえず和琴半島の散策に出かけました。


    
  オヤコツ地獄                   あげいもの宮崎商店


和琴半島散策路の中程にある無料の「共同浴場」は、今年も熱くて断念。先端の「オヤコツ地獄」まで行って、もくもくと上がる蒸気を見ながら、たまごを持ってこなかったことを後悔しました。ここで温泉たまごを作ったらおいしかっただろうなあ〜。散策路の出口からおやこつ地獄まで来てしまったので帰りは入口に向かって歩いたんですが、これがつらいつらい。のぼりの階段がひたすら続いたと思うと、アップダウン。ハーハーゼーゼーいいながら入口にたどりつきました。ふう。そんな訳でどっと疲れてしばしのんびり〜。宮崎商店のあげいもを食べながらぼーっとくつろいじゃいました。

さてさてそろそろ行動開始。結局居心地のいいこのキャンプ場でもう1泊しようってことになったんで、近くの釧路川へ釣りに行くことにしました。屈斜路湖と釧路川の交わるところでうぐいが釣れるという情報をもとに川へ降りてみました。そこは、釧路川ツーリングにカヌーが出発するポイントでもあったらしく、私たちの前を数台のカヌーが通りすぎていきました。その中にきのうのアイラちゃんとライダーの姿も。アイラちゃんは、ちっちゃな赤い救命胴衣をきちんとつけて、カヌーの先端に立ってました。それを見た女性たちも「きゃーかわいい〜」っと歓声をあげてました。この時の写真をとっておかなかったのが後悔されます。


  


 屈斜路湖で釣れた大物!


そんなアイラちゃんたちを見送った後、釣りに専念。川を覗き込むと、うじゃうじゃと魚影がみえます。まじですごい。さて、1時間くらい釣りを楽しんだ後、そろそろ昼食の時間になったので、MAPに載っていた、川湯温泉駅に併設されている「オーチャードグラス」というレストランに向かいました。


 川湯温泉駅のホームから


  
 オーチャードグラス


どうも、いろんな旅行雑誌や情報誌に載っているらしく、お客さんで満席。しばしなつかしい感じの駅をしみじみと眺めながら、席の空くのを待ちました。注文したのは、手作りソーセージののったカレーとミックスピザ。どちらもおいしくて大満足でした。調子に乗った二人は、「デザートも・・・」ってことで、キャラメルムースと焼きプリンまでぺろっとたいらげてしまった!お腹も満腹になったら、やっぱり温泉でしょ!(ってどういうこっちゃ)ってことで、川湯温泉の共同浴場へ。一人200円の低料金で、すばらしいお湯が楽しめます。川湯温泉は、酸性のきついお湯で、試しに飲んでみたら、超すっぱくて驚きました。まじでこれほどすっぱいお湯を飲んだのは初めてです。効果ありそ・・・。まだ時間も早かったので、夕食の材料を買い込んだり、斜里のほうまでドライブして、帰りに清里のじゃがいも焼酎の工場に寄り、おみやげにじゃがいも焼酎を購入してきました。その後スーパーに寄ると数十円安い価格で売っていたのがちょっとくやしかったですが・・・(爆)


  怪しい空模様


さて、気を取り直してキャンプ場へ戻りましょう。夕食の準備をして食べ始めるとパラパラと雨が降り出しました。今夜は、隣のアイラちゃんライダーを誘って、飲み会となりました。途中からかなり本格的な雨になってきたにもかかわらず、屋根のないところで、ずぶ濡れになりながら飲みつづけてました。アイラちゃんライダーに申し訳なかったです。でもとても盛り上がり、結局夜11時まで飲んでしまい、あたりを見渡すとまわりは既にみんなテントの中に入り、シーーーンとしてました。みなさん騒いでてごめんなさいね。雨にぬれてすっかり冷えてしまった体を、無料の露天風呂で温めてテントに入りました。さすがに今夜は冷え込みます。きちんと寝袋に入って寝ましょう。おやすみなさい。