2002年7月18日(木)〜20日(土)
 練馬 --→ 宇都宮 --→ 青森 --→ 函館 --→ 鹿部 --→洞爺湖

     洞爺湖 --→ 襟裳岬 --本別町


7/18(木)



     

普段通りに会社から帰り、荷物を積み込んだ後、お風呂で汗を流して出発。7:30のフェリーに乗船予定で、時間があるので、いけるところまで一般道で北上しようということになった。宇都宮の手前で高速に入りひたすら走り続けた。途中パラパラと雨が降り出し、青森に着くと、霧雨だった。フェリーの乗船手続きをすませ、まだ時間があったので、街に出て、牛丼で腹ごしらえ。やっぱり夜中にずっと起きているとお腹が減る。まだ朝の6時半だというのに、ぺろっと一杯平らげてしまった。旅の最初からちょっとカロリーオーバーかあ!?




7/19(金)

    

この時間のフェリーに乗るのは久しぶり。耳栓をしたものの、さすがに熟睡できず、となりで爆睡中のみのりんを置いて船内をブラブラ。外に出てしばらく波間を眺めていた。雨はほとんど止んでいる。風がここちよかった。

函館には定時に到着。雨は降っていない。気温も23度と丁度いい。まずは大沼まで行き、そこから鹿部に足をのばした。鹿部の間歇泉を見学。

    
10分ごとに間歇泉が吹き上がる。


   

 

その10分を待つ間に、足湯に浸かる。いい温度。下は小石がしかれていて踏みながら歩くと結構痛い。足つぼマッサージをされている感じ。どっか悪いのかー? そんなことして遊んでいたら、まくっていたスウェットが、ズルッと下に落ちて、左足部分がびっちょりに・・・。とほほ。

そんな調子で楽しんだ後に、駐車場隣にあるお店で昼食。

  

鹿部はつぶ貝が名産らしく、ラーメンにもつぶ貝が乗っていた。お腹も満足し、次においしい湧き水があるという「鹿部湧き水公園」へ。入口は小さな鳥居が何段にもなっている不思議なところだった。お水は、冬も夏も8度だという。ペットボトルにお水をいただき、冷たさを実感した。

    


さて、今日はどこまで行こうか・・・。何も予定を立てていないので、キャンプ場ガイドと地図を見ながら、洞爺湖まで行ってみることに。洞爺湖の近くには、「おサル湯」という無料露天風呂がある。去年行った時は、台風の後で川が増水していて入れなかったので、今年リベンジだ!と気合を入れて行ってみたら、おじさんが清掃中でお湯はなし。

  

こうやって毎日清掃してくれている方がいることに感謝しながら、おサル湯を後にした。
明日の朝もう一度来てみよう。
キャンプ場へ行く前に、道の駅サムズでアスパラガス・ジャガイモ・トマトなどの新鮮野菜を購入。キャンプ場のすぐそばに温泉があるという仲洞爺キャンプ場に決めた。湖のすぐそばにテントを設営。長旅の疲れを取るために、「来夢人の家温泉」でのんびり。

  

夕食は、道の駅で購入した新鮮野菜たち。ナスとししとう・アスパラガズは炭火で焼き、じゃがいもはボイルしてジャガバターに。やっぱり北海道は何でもおいしいなあ。満足・満足。 
洞爺湖温泉で花火を打ち上げていたようで、ドーン!ドーン!と音は聞こえているのに、もやがかかっていたので花火は全然見えなかったのがちょっと残念でした。




7/20(土)

明け方、テントにあたる雨音で目がさめた。5時半には起きだしてテントの撤収。林間なので、さほど濡れずにすんだ。
6時半には出発。昨日清掃中で入浴できなかったおサル湯へ。先客のライダーが一人いたが、丁度上がるところだったので入ろうとしたら、昨日のおじさんがやってきた。また掃除か!? 今年も入浴断念か!! と思ったら、もう1つある小さな湯船の方を掃除するので、入っていいよとのこと。2年越しの夢の湯船にゆっくりつかることができましたあ。いいお湯だった。

  


さて今日はどこまで行くのでしょうか?とりあえず最近通っていない、海岸沿いを襟裳方面に向かい、新しく開通した襟裳岬をショートカットする道路を通ってみようということにした。

  

途中道の駅みついしに寄ると特産のつぶ貝をつかった「つぶ貝めし」弁当を販売していた。とってもおいしそうだったので1つ購入。ふたりで半分づつ食べた。つぶ貝がいい味でおいしかった。こんなことなら2つ買えばよかったかな。でもちょっと足りないくらいがいいんだよね〜。


そんな気分でルンルン走っていたら、ナビの私が、すっかり曲がるのを忘れてしまい、結局襟裳岬付近まで行ってしまった。すいません。そんな訳で新しい道は通ることができない上、かなりの遠回り。ちょっと疲れてしまったので、キャンピングガイドで近くのキャンプ場をみつけて「本別町静山キャンプ場」へ行ってみました。
ここは、ボーイスカウトの集団らしき家族連れがたくさんいておお賑わい。なんとか場所をみつけてテントを設営。サイトはきれいな芝でなかなかよかった。汗を流すために、近くの銭湯へ。ちょっとわかりづらい場所にあったので、歩いていたおばさんに道を聞きながらどうにか到着。小さなかわいい銭湯でした。

  

すっきりした後は、キャンプ場に戻り夕食の準備。今夜のおかずは、豚肉の串焼き&野菜鍋、そして「トカップ」ワインを奮発。半袖で丁度いい気候の中、のんびりと楽しみました。あたりが真っ暗になり、あちらこちらにランタンの灯りがともる頃、ボーイスカウトの集団でキャンプファイヤーが始まりました。

  

キャンプアファイヤーなんて小学校以来だったので、思わず近くまで行ってみてしまいました。最初はみんなちょっと恥ずかしげに小さな声で歌を歌っていたのに、盛り上がってくると徐々に大声で楽しげに歌ってました。でも最近の歌って昔私たちがキャンプファイヤーをしてた頃と全然違うんですねえ。きっと歌うだろうと思って楽しみにしていた「遠き〜山に〜陽は落ちて〜」の歌も結局歌われず、ちょっと寂しかったな。キャンプファイヤーを見てから、しばらくぼーっとしてからテントに入って寝ました。この日は、ちょっと暑かったので、寝袋にくるまって寝ていたら、暑くて夜中に目がさめました。(明け方は丁度よかったけど)