2000年 9月 6日(水)


 然別峡--→南富良野--→大滝--→真狩--→ニセコ小湯沼--→ニセコ大湯沼




早朝から鹿の湯を満喫して一息ついてから撤収作業。キャンプ場に用意されているリヤカーに荷物を乗せて、駐車場まで運びます。
撤収中、ポツポツと雨が降り始めたので急いで駐車場へ。車に荷物を運び込んだところで、本格的な雨になりました。
危なかった〜。もうちょっと遅かったら、荷物も体もビチョビチョになるところでした。


       撤収中


朝7時、さー出発です。今日は一日雨の予報…。ん〜どこに行こうか?
南富良野の道の駅まで来たところで一休み。今夜のことについてみのりんと相談です。

し   「今夜はどうしよっか〜。雨が止みそうにないよね…」
み   「ん〜。これだとまた雨がしのげるような屋根のあるキャンプ場を探すか安い宿に泊まるしかな
     いよね〜」
し   「そろそろ疲れたことだし、安い宿を探して泊まろうっか。」
み   「どのあたりにする?」
し   「やっぱり温泉のあるとこがいいよね〜」

インターネットで探してきた魅力的な温泉のリストを眺めながら考える…。

し   「やっぱりニセコのあたりだったら、宿が多そうだよ。安いとこだと6000円くらいからかなあ。」
み   「前に日帰り入浴で利用した、大湯沼のとこにある『雪秩父』って国民宿舎はどうかな?温泉
     の種類も豊富だしさ。」
し   「じゃあ、空いているか電話をしてみよっか」

…てな感じで決定。電話をしてみると幸い空いているとのことだったので早速予約。これで今夜の寝床は確保でしたし安心、安心。富良野を出発して、雨の中ニセコ方面を目指すことにした。

お昼を過ぎた頃、道の駅大滝に到着。ここは、1億円かけたトイレがすごかった。トイレが建物の一番奥にあるので、数あるお土産屋さんの前を通っていかないとたどり着けない。
この辺はよく考えているよね。手前にあると、トイレだけ利用して帰っちゃうけど、トイレ行くまでにお土産屋さんがあると、ちらっと帰りに覗いちゃうもんね〜。

トイレは廻階段を下りて行ったところにあり、前にはグランドピアノが置いてあって自動演奏されていてすごくいいムード。トイレの個室も1つ1つが大きくて、中に手を洗う場所があったりしてすごくリッチな作り。これじゃあ1億くらいかかりそう…。納得。

トイレから出てきて、みのりんの姿が見えなかったので、私の方が先だったのかなあと思い、椅子に座ってのんびりピアノの自動演奏を聞いていました。

しばらくするとみのりんが階段の上から顔を出して「何やってるの?」なんてちょっと怒り気味。先に出てきていて、上で待っていたみたい。まあ、みのりんは怒り気味だったけど、私はのんびりピアノ演奏が聞けたので大満足でした。(^^)

その後、ふたりでお土産屋さんを冷やかしながら、おもしろいものを発見。それは、塩辛とかを入れるようなビンに入っている白っぽいドロッとした油。何かな?と近くまで寄ってよく見ていると「馬油」って書いてある。
どうやら万能油らしい。
ご自由にお試しくださいって、1つビンが開いていたので、早速みのりんが、キャンプや温泉でガサガサになった手につけてみました。においは無臭に近いけど、やっぱりちょっと油っぽいにおいがする。
みのりんは毎年冬になると手の先がガサガサになって、ひどくなると縦に裂けたりするのでクリームには苦労している。(私は面の皮と同様手の皮も厚いので、何もつけなくても全然大丈夫なんだけど)

しばらくおみやげを見ていると、みのりんが、「さっき馬油をつけた手がツルツルしているよ」って驚いているので、触ってみると、確かに効果ありそう。これは、高いクリームを買うよりいいかもねって言って、1ビン千円の馬油を早速購入しました。これは帰ってきてからも寝る前につけているようです。


            馬油


さて、その後、お腹の減った二人は、きのこ汁1杯100円という看板につられて売店へ。
そこには他にもきのこ天丼とかの丼ものもあったのできのこ汁と、豚丼を注文。豚丼も500円だけど、お肉が5枚も入っていてちゃんと炭で焼いてくれていたので、すごくおいしかった。満腹。満足。

さてさて、お腹も一杯になったことだし、今夜の宿のあるニセコを目指しましょ。
ニセコの近く、真狩村は、羊蹄山の湧き水がおいしいところ。去年も汲んだんだけど、今年も寄ってペットボトルと水筒にもらいました。すごく冷たい。


    羊蹄山の湧き水


近所のおじさんみたいな人は、軽トラックに何十本ものボトルを持ってきていて、とにかくすごかった。運ぶだけでも大変そう(^^;

それから真狩村は、細川たかしの出身地としても有名。細川たかしの像もあってヒット曲を歌ってくれるっていうので、寄ってみることに。

雨もやんできたんだけど、像のとこまで行くと張り紙が…。
「細川たかし像は、夏風邪をひいて声がでなくなりました。」だって。
残念だけど、ヒット曲は歌ってもらえませんでした。像と同じポーズで写真を撮ってその場を去りました。

今夜の宿「雪秩父」は、湯本温泉にあり裏には大湯沼というお湯が沸いている沼もあります。
さらに遊歩道を30分ほど歩くと、小湯沼という沼があり、そこも温泉になっているらしいのです。この小湯沼については、アウトドアの温泉の本にも掲載されていました。ただし、熊が出る可能性があるので注意です。

雨もやんでいたので、私達は小湯沼にチャレンジしてみることにしました。
山道の歩きでは、道がぬかるんでいて、行く手を阻む熊ザサを掻き分けながら進むので、笹についたしずくが跳ねて全身ビチョビチョです。


      小湯沼   


夕方で熊も怖かったので、携帯ラジオを大音量でかけながらの急ぎ足です。とにかく二人とも黙々と足元を見て進んでいきました。15分もすると、目的の小湯沼に到着。薄暗い沼は不気味な気配を漂わせ、どこから何が出てきてもおかしくない感じです…。沼に手を入れてみたものの、ぬるくてとても入れる温度ではなく、怖くなった私は、みのりんを急かして、急いでその場を立ち去りました。

帰りももちろん全速力(^^; 大湯沼に帰り着いて時間を見てみると、出発してから30分しか経っていませんでした。全身、しずくと汗でびっちょり。

雪秩父のロビーに全身びちょびちょの二人が幽霊のように現れたので、受付けの人もちょっとびっくりした様子でした。部屋に荷物を置いてすぐに温泉へ。
こちらの温泉の源泉は2種類あります。内風呂は、かなり年季の入った作りで湯治場のような雰囲気が漂っています。湯船は2つ。1つは鉄鉱泉、もう一つは硫黄泉です。
色もにおいも違います。とりあえず2つに浸かると、外の露天風呂へ向かいました。

露天風呂は、新しく、種類も豊富です。女風呂でいうと

☆ふれあいの湯・・・(硫黄泉)ふれあいを大切にした広めの湯船
☆ほしぞらの湯・・・(硫黄泉)寝ながら空を見上げるようになっている
☆泥湯・・・・・・・(硫黄泉)泥を全身に塗って泥パック
☆ジャグジー・・・・(鉄鉱泉)下からブクブクと全身刺激
☆ひのきの湯・・・・(硫黄泉)ひのきの香りを楽しむ

こんな感じのラインナップ。全部まわると、結構のぼせるんだよねー。

雨もやんでいて、ちょっとひんやりする空気の中、小湯沼まで全速力で往復した疲れをじっくり回復させました。ふう。極楽。極楽。この日は久々に布団で眠りにつきました。おやすみなさい…。

テレビの天気予報では、明日の道南はお天気よさそうです。よかった〜。
明日目がさめてお天気が回復していたら、島牧村まで行って、2年越しの夢である、「金花湯」へアタックできるか、林道の様子を見てみようと思います。
ゲートが閉まっていたら一巻の終りですから…。ゲートが開いていますように。