1999年9月28日(火) ![]()
鶴居--→道の駅阿寒--→シュンクシタカラ湖--→池田--→帯広--→然別峡
6時起床。今日もいい天気。ゆっくりと朝食を食べて8時出発。 この日は然別峡まで行く予定。けっこう距離があるので、先を急ぐ。 然別峡のキャンプ場は一昨年7月に訪れた場所。とても大好きなキャンプ場だ。サイトのとなりに野趣満点の「鹿の湯」があるし、菅野温泉や川沿いの露天風呂巡りも最高。でも山の中ということもあり、9月末でキャンプ場が閉鎖してしまう。今年はギリギリセーフなので、絶対行こうと決めていた。 テントサイトは鬱蒼としたエゾマツに囲まれ落ち着いた雰囲気。人工的な明かりも少なく、キャンパーは静かに過ごすためにやってくる人が多いので、最近のうるさいばかりの関東近辺のオートキャンプ場に比べたら、20年前くらいタイムスリップした気分が味わえる場所。 炊事場が洗剤禁止と、ゴミ持ち帰りっていうのも気にいっている。自然を大切にしている数少ないキャンプ場だ。こういう場所はずーーっと残っていてほしい(^.^) まずは今回の旅行で行きたかった秘湖 『シュンクシタカラ湖』 へ。ツーリングマップルを片手に、林道に突入。 紹介されていたコースの反対側から入っていったら、すごい林道でビックリ。急な斜面あり、台風で倒れた木が道をふさいでいたりして、やっとのことで通り抜けたり。ちょっとドキドキしたよ。途中大きな木が道をふさいでいるとこは、ギリギリ車が1台通れるとこで、のこぎりで切っってあったり…木が大きすぎて退かせなかったんだと思う。 ![]() 立ち木が倒れて林道をふさいでいた。 そんな感じでどうにか 『シュンクシタカラ湖』 に到着。湖を一周しようと思ったら、途中土砂が積み上げてあって通れないようにしてあった。しかたなくそこに車を止めて、湖まで降りてみることに。 ![]() 誰もいない湖はすごく怖い。熊が出そうな雰囲気なので、熊よけの鈴を鳴らしながら、大声で話しながら湖面近くまで下りた。私は怖くてビクビクしていたので、早々に車に戻ったよ。とりあえず、写真を撮って湖を後に。帰りは逆の林道を帰ったら、すごく整備されていて走りやすかった(^^ゞ 途中 『道の駅阿寒丹頂の里』 で、すごくおいしそうなトマトを売っていたので、思わず買って、その場で二人してまるごとガブガブとかじりついてしまった(^^ゞとってもおいしかったあ。(^○^) なま野菜が不足していたせいか、ほんと胃にしみわたったよ。この辺は、結構「道の駅」が多いんだよね。とりあえず近いとこは全部回ったよ。道の駅フリークに近づいてきた。それぞれの道の駅に特徴があって特産品コーナーなんかは楽しいね。キャンプ場のトイレはちょっと???ってとこが多いから、道の駅はかなり使わせていただきました。(^○^) その後は十勝川温泉に寄ることに。十勝川温泉は、世界的にも数少ない植物性のモール温泉。肌がつるつるになるってことで、通称「美人の湯」とも言われているらしい。今回は「かんぽの宿」で日帰り入浴させてもらった。午後2時って中途半端な時間だったせいもあって、先客はおばあちゃん2人。日当たりのいい浴槽でゆったりのんびり。たしかにお湯がぬるっとしていて、美人肌になりそうな気分だったよん(^^ゞ 然別峡のキャンプ場は、瓜幕から10キロくらいダート道を行くので、しっかり大きな町で夕食材料を買い込んでいくことに。帯広市内の大きなスーパーで食材選び。大きな町だけあって、すごく品揃えも豊富だったよ。そして一路然別峡へ。2年ぶりに通る道々、わくわくしちゃったよ。ダート道で結構たくさんの車とすれ違ったので、きっと日帰りで「鹿の湯」か「菅野温泉」へ行ったんだろうねって話をしていた。 キャンプ場に着いたのが午後5時すぎ。そろそろ暗くなってきていたので、早めに場所を決めてテントを設営。 せっせと作業をしていると、ウエスタン風に決めた、お兄さん?おじさん?(どっちとも取れるくらいの年齢)がやってきた。 (ウエスタン)「こんばんわ〜もう夕飯食べちゃいました?」 (あいかた) 「いえ、これから作ろうと思ってるとこです」 (ウエスタン)「よかったあ〜。鹿肉食べません?」 (あいかた) 「鹿肉ですか???」 ウェスタンさんにもらった鹿肉ウエスタンさんがおもむろに大きなビニール袋を広げる。そこには多量の鹿肉が! (ウエスタン)「いやー、昨日撃った鹿をたくさんもらっちゃったんですけどこんなに食べきれないから、 少しもらってください」 (あいかた) 「すごいですね〜。せっかくですからいただきます!! 散弾銃のタマとか入ってないで すよね(笑)」 (ウエスタン)「うふふ、そりゃ〜入ってないですよ(笑)」 相方がお皿を出してきて、アバラ骨の付いたスペアリブの部分を2本と、足の部分のお肉の塊をいただいた。 (わたし) 「どうやって食べるのがおいしいですか?」 (ウエスタン)「ぼくは、炭火で焼いて、塩コショウだけで食べたけど、 うまかったよ」 (わたし) 「なるほど、早速やってみます。ありがとうございま〜す!」 って感じで、めずらしい鹿肉をGET。めずらしいもの大好きな相方はご機嫌。せっせと準備をして、「鹿肉」の前に「鹿の湯」を楽しむことに。あたりはすっかり暗くなっていたので、ランタンを持って「鹿の湯」まで歩いた。この時間になると日帰りの人はいないし、キャンパーも夕食どぎのせいか誰もいなかった。 ランタンの明かりを少し暗くして、自然の中の露天風呂を楽しんだ。聞こえるのは川の流れと、木々のざわめきだけ。こういう時って、ほんとしあわせ〜って気分になっちゃうよね。湯加減もちょっとぬるめで、いつまでも入っていられる心地よさ。眠っちゃいそうだったよ。お金出しても味わえない極楽気分だね。 お風呂でリラックスした後は、早速炭火を起こして鹿肉を焼いた。味付けは塩コショウのみ。私は正直言って、ちょっとビビッてたんだ。ご存知の通りジンギスカンとか食べられないから、もしかして鹿もくさいんじゃないかと思って…。 まずは赤身の足の肉を厚めに切って焼いてみた。相方はおいしそうにほおばっている。「おいしい?」って聞いたら、「ちょっと固いけどおいしいよ。食べてみな」っていうので、おそるおそるちょっとかじってみることに…そうしたら、心配していた臭みもなくて、すごくおいしかった。牛肉に近いかな。アバラの部分は油がたっぷりついていて、炭に油が落ちるたびにジュージューって音がして、安い焼肉やさんのように煙がモウモウとしていた。でもこっちのお肉は柔らかいし、油もトロっとしていておいしかったよ。結局スーパーで買った食材はほとんど食べなかった。 夕食の後片付けの後にもう一度「鹿の湯」を楽しんで、暖かくなったとこで寝袋にもぐりこんだ。さすがにちょっと冷え込んだけど、例年よりはまだあたたかいみたい。静かな環境でぐっすり眠ることができたよ。 |