1999年9月26日(日) ![]()
ウトロ--→知床峠--→羅臼(熊の湯)--→標津--→尾岱沼--
--→厚岸(牡蠣購入)--→尾岱沼(キャンプ場)
知床の朝は早い。 5時すぎに目が覚めて、ベンチでゆっくり朝食。久々に納豆とお味噌汁の朝ご飯が食べられて大満足。今日もいい天気。この時期のキャンプ場は人も少なくて、ゆったりと過ごすにはベストです。でも先を急ぐ私達は、さっさとテントを撤収して出発! 朝の知床峠は空気がおいしい〜って思ったのもつかの間。前にバスが走っていて、黒煙を撒き散らすもんだから、すがすがしい気分も台なし。夏の時期に一般車の規制をするのもしかたがないかななんて考えちゃいました。 羅臼岳特に北海道は乗用車でもディーゼル車が多い上、整備不良なのか、みんな黒煙をまきちらしているのが気になるね。ディーゼルの方が地球にやさしいっていう話だけど、もうちょっと整備して乗ってほしいなあ。今回は知床峠で車を停めずに先を急ぎました。 羅臼側に近づいて、「熊の湯の駐車場に車が3台以下だったら寄ろう」って話しながら行くと、ほんとに3台だけだったので、寄ることにしました。熊の湯は大好きな温泉のひとつ。国道からすぐのとこにあるから、いつも観光客で一杯だけど、時期をはずせば混まずにのんびりできるよ。熊の湯愛好会の人がいつもきれいにしてくれているので、ほんと気分がいいし。 早速、裸になって湯船に近づき手を入れてみると、熱湯コマーシャルより熱いじゃありませんか!熊の湯は熱いので有名だけど、今日のお湯は熱過ぎて入れません。大きなバケツが4つ置いてあって、いつもだとお水が汲み置きしてあるんだけど、このときはひとつしか入ってなくて、そのお水を湯船に「ばちゃ〜」と入れてみたものの、焼け石に水(-_-;) しかたなく桶にお湯を汲んで、細いホースの水で薄めながら、体に掛けてがまんしました。結局湯船には入れずじまい(T_T)悲しい〜。 私がお風呂を出て着替えていると、地元の方が3人やってきました。様子をみていたら、さすが慣れたもの。まずコンコンと沸いている熱いお湯の出口を湯船の外に出し、バケツのお水を入れるのが慣わしらしい… でもいつものように汲み置きのバケツに水が入っていないことに気づき、その原因が、川から引いている太いホースの元がはずれていたためだと判明。なるほど…って感心してしまいました。勇気があるおばさまは、裸のまま塀の外のホースをはめに行ってました。さすが!!私はそれを横目で見ながら逃げるように熊の湯を後にしたのでした。 今年オープンした羅臼の道の駅に寄った後は、標津町にあるサーモンパークを目指した。この日は「標津あきさけ祭り」が行われるのだあ! いくら丼がタダで1500食も配られるというので、「タダ」とい言葉に弱い私達は、気合を入れてお祭り会場へ!会場に着くとすごい人・人・人! 駐車場も臨時にたくさんできていて、11時に着いた私達は、会場からかなり離れた駐車場へ誘導された。なんか子供みたいにワクワクしてしまった。たくさん出店も出ているし、サケを利用した食べ物もたくさん。 いくら丼は10時半に整理券が配られていらたしく、ありつくことはできなかった(T_T) やっぱりタダでおいしい思いをしようなんて〜のは甘いね!反省(^^ゞ まずは会場内をうろうろしながら楽しそうなものを発見。「サケの解体教室」本職の人がサケの解体の仕方を教えてくれるんだ。生徒はすでにエプロン姿で準備OK。私達は職人さんの後ろで見学しました。 @まず、背びれと胸びれを切り取る。 Aエラの部分に包丁を入れ頭を切り落とす。 B左に頭、右に尾を向けてお尻の穴の部分からお腹を裂く(ぬるぬるなので軍手をするとよい) Cいくらを取りだし、骨についた血合いの部分をスプーンでいっきにこそぎ取る。(この部分は「めふん」という高 級塩辛の原料) D包丁が骨に当たったところから三枚に下ろす。裏側を下ろすときは、サケをまな板の手前に持ってくると、包 丁が入れやすい。 ・・・・こんな感じでした。フムフムと感心しながら見入ってしまいました。「これで明日サケが釣れても大丈夫だね」なんて相方とにんまり。その後は、いくらのほぐし方。大きめの網の上にすじこをのせて、力いっぱいゴシゴシこするとおもしろいようにいくらが落ちる。今までぬるま湯でほぐすものだとばかり思っていたから、ちょっとびっくり。相方もやってみたくてうずうずしていたんだけど。ほんとに力を入れても、いくらがつぶれないんだよ。やっぱり新鮮だからなんだろうね。勉強になりました。(^○^) お勉強の後は、やっぱり食欲!サケの切り身が上にのっているおそばと白味噌風味の石狩鍋を出店でGET。太陽もギラギラと輝いていて、とっても暑かったので、生ビールも飲んでしまった!それと茹でトウキビもおいしかったよ〜。すごく甘いんだあ(^.^) 2時間くらい会場で楽しんでから今夜のキャンプ場探し。Yさんも忠類川での釣りの前日に泊まったという『尾岱沼キャンプ場』へ。海が望めるとってもきれいなところ。早めにテントの設営ができたので、夕食には「厚岸のカキ」が食べたいってことで、80キロ以上離れた厚岸までカキの買出しに行くことにした。さすがにすごく遠かった。 厚岸の道の駅コンキリエに行って、案内のお姉さんに「この辺の魚屋さんを教えてください」って聞いたら、「今日は日曜日でどこも漁がお休みなので、やってないですよ」ってことで、すっかり意気消沈。あきらめきれなかったので、スーパーに行ってみることに。そしたらありましたよ。厚岸のカキが!殻付のカキとホッケを買って帰途に着きました。よかった。よかった。 キャンプ場に戻る途中に「浜の湯」という公衆浴場があったので寄ってみた。普通の銭湯かと思ったら、れっきとした温泉。しかも泉質が2種類もある。アルカリ泉と単純泉。その上広い露天風呂まであったので、感激してしまった。北海道の人は近くでこんないい温泉を楽しめて、ほんと恵まれているなあ。 温泉の話と食べる話しか出てこなくて申し訳ないんだけど、やっぱりまた食べる話。 キャンプ場に戻って炭をおこして、さっそく厚岸のカキを殻ごと焼くと、しばらくして蓋が開いた。湯気がたっていて、すごくおいしそう〜。しかもすごく大きくて肉厚。醤油をちょっとたらして、レモン汁をかけて…一口でガブッ。ン〜。最高。プリプリしていて、とっても甘味があるし、ジューシー。磯の香りを満喫したよ。80キロ離れたとこに買いにいった甲斐があったというもの。大満足の夕食。 厚岸の牡蠣夕食後くつろいでいると、とっても月がきれいなことに気がついた。そいえば2日くらい前が十五夜だったよなあ。ちょっと欠けた月もまたいいもの。写真を撮りがてら、浜辺まで降りてみた。 私達が浜辺をうろうろしていたら、キャンプ場に泊まっていたお兄さんがタオルで頬かむりをしてこっちにやってきた。ちょっと挙動不信。私達を避けるように離れていったんだけど、その人が来た方向の浜をよく見ると、コッフェル(キャンプ用の鍋)がひとつ。中を覗いてみると、大粒のあさりがどっさり。「なるほど…これか…」って挙動不信の意味がわかったよ。このキャンプ場の入り口に大きな看板があって「アサリは絶対に取らないでください。密漁です!」って書いてあったんだもの。 私達が浜を離れると、急いで戻ってくる姿が!なんかその姿がおもしろくて、二人でクスクス笑ってしまったよ。 |