1999年9月25日(土) ![]()
和琴--→摩周--→美幌峠--→サロマ湖--→斜里--→ウトロ
昨日の夜中に目が覚めると、すごい雨と風の音。台風が上陸したらしい…幸いログハウスに泊まっていたので、快適に眠れました。もしこんな状態でテント張っていたら、大変なことになっていたと思った(^^ゞ ログハウスを勧めてくれた管理人さんに感謝。感謝。 朝起きて、外に出てみると、昨日の夜の雨と風がうそのように晴れていた。青空と白い雲。雲がすごい勢いで流れている。まだ台風の余波が残っていたみたい。でも朝の屈斜路湖は穏やかで、さざなみひとつ立っていなかった。 気分もよく、朝食後早速出発。昨日はキャンプ場に早く着きたくて、道の駅摩周をパスしちゃったので、まずはスタンプを押して行こうってことに。 道の駅摩周に着いてトイレの方向に歩いていくと、川で水遊びをしてビチョビチョになったゴールデンレトリバーがいたんだ。すごくかわいくてほほえましい気持ちで眺めていると、すれ違い際に、飼い主が「ジュピター」って声を掛けた。 埼玉に住んでるおばが、知り合いのHさんが毎年忠類川にサケ釣りに行っていて、一緒にいく仲間に、有名なYさんっていうフライフィッシャーのライターの人がいるって話をしていたので、私達も誘われていたのです。今回はHさんとはちょっと日程がずれちゃったんだけど、Yさんは私達が忠類川にいく時までいるかも知れないから、キャンプングカーでゴールデンレトリバーを連れた人を見かけたら声をかけてごらんって言われていたんだ。 前に見せてもらった雑誌にYさんの写真と愛犬ジュピターの写真も載っていたんだけど、相方が「あれ、Yさんじゃない?」って言うし、犬の名前も「シュピター」だし、よく見ると駐車場にキャンピングカーも停まっているので、これは間違いないって感じで、思いきって声をかけてみたんだ。「あの…Yさんですか?」って。最初は不信そうな顏をして「????」が一杯になった様子だったんだけど、「入間のHさんの・・・」って説明したら「ああ!聞いてますよ」ってわかってくれた。 キャンピングカーに戻って奥様も呼んでくれて、1時間ほどおしゃべりした。Yさんはフライフイッシングをやってる人の中では有名人らしい。よく声をかけられたりサインをねだられたりするんだって。だから私達が声を掛けたときも、そういうファンと勘違いしちゃったのかも。マンガの主人公のイメージキャラにもなっている。(夫婦で) そして忠類川でのポイントの話やその他の釣りの情報をいろいろ聞いたり、フライをやればって勧められたり…とってもさわやかなご夫婦で楽しいひとときを過ごしました。 Yさんももう少し釣りをしたかったらしいんだけど、北海道の友達と会う約束があるので、切り上げて帰る途中だったとか。忠類川で会うのならともかく、まさか摩周の道の駅なんかで会うとは思わなかったから、ビックリしちゃった。 北海道は広いようで狭いね〜こんな偶然も珍しいって、帰ってから埼玉のおばとも話したんだ。 道の駅摩周でYさんと別れたあと、サロマ湖方面に向かった。 ツーリングマップルでサンゴ草って書いてあるポイントを探していったんだ。何年か前の初夏に行ったときは、枯草のようだったのに、今年はきれいな赤い色に染まってた。 能取湖畔のサンゴ草群生地その後、サロマ湖周辺の道路を走っていると、一面ビロードのような朱に染まった場所があったから、思わず車をUターンさせて行ってみると、すごいきれいなサンゴ草が!観光バスも沢山来ていて大賑わい。さっき見たとこより大規模だし、すごくきれいだね〜って言って写真を撮りまくったよ。 いい時期に見ることができて大満足。 丁度お昼になりお腹も空いてきたので、「サロマ湖って言ったら、やっぱホタテでしょう」ってことで、じゃらんの雑誌でお店をチェック。 ![]() ありました。安くておいしいお店が!「華湖」ってレストラン。わかりやすい国道沿いにあったので、迷わずそこに決定。いくらと生のほたてがたっぷり乗った丼とホタテとエビのフライ定食。もちろん2倍楽しむために、二人で半分ずっこです。甘味があって、すごくおいしかった〜。(^○^) その後はYさんに聞いた、止別川を見に。北海道って大抵の川にサケが上るから、河口から両側100mは釣り禁止になっているんだ。でもその止別川は今年から解禁になったので、沢山釣っている人がいるよって。私達が行った時は、5〜6人くらいの人が釣ってた。パトカーも来ているんだよ。地元の人に聞いたら、あくまでも河口の両側の海がOKってことで、川では禁止だから違反している人がいないかどうか、見まわりしてるんだって。なるほどって感じ。 しばらく眺めていたら、一人のおじさんが釣り上げていた。ほんと、引っ掛けて釣ってる。しかも陸にあげたら、棍棒でサケの頭を殴っているんだ。Yさんから「あれは釣りじゃないよ。見るとがっかりするよ」って言われていたけど本当にその通りだった。俗にいう「ギャング釣り」ってやつ。ちょっと悲しい気分になったので早々に引き上げたよ。 その後は、知床ウトロのキャンプ場へ。知床野営場は温泉街の外れのガケの上にあって、道を挟んだ向こう側には墓地がある…でも芝生は緑だし、木に囲まれていて雰囲気はバツグン。しかも管理人のおじさんは、やさしい熊のプーさんみたいだし。早速テントを設営してキャンプ場の近くにある「夕陽台の湯」へ。 ![]() エゾ鹿が団体で… ここは去年オープンしたばかりで、とってもきれいだった。残念ながら夕陽を眺めながら入れる露天風呂は、台風の後の強風の為使用禁止だった。でも内湯からでもきれいな夕陽が見れたよ。夕陽台っていうくらいだから、ほんときれいだった。男湯からは見れなかったみたいなんだけどね(^○^) 温泉の後は、おじじ(父)がお世話になった「番屋」っていう居酒屋&お寿司屋っぽいお店へ。前に団体旅行で知床に来た時、夜飲みに行って意気投合したらしく、しばらくして「とき知らず」(サケ)を送ってきてくれたんだ。チャンチャン焼きにしたらすごくおいしかったんだけど、お金も払ってないのに送ってきてくれたから、私達が行った時にお金を払ってきてくれって、おじじに頼まれていたんだ。お店に入って説明すると「お金はいらないよ」って言われちゃった。「おもしろいお父さんだね〜」って。恥ずかしくなっちゃったよ(^^; まったく。旅先まで来て、何をしているんだろうねえ。とってもいいご主人で、私達が注文する前から「おいしいのを出すから待ってて!」っていって、いろんな魚介類の盛り合わせを作ってくれたよ。うににツブ貝に蟹の内子などなど。地物で作ったお寿司も食べたし、知床鳥の焼き鳥なんかも臭みがなくてジューシーでおいしかったよ。「また来年来ます!」って約束して帰ってきた。 ほろ酔い気分でキャンプ場に戻って寝袋にもぐりこんだんだけど、夜中に相方が目を覚ますと、テントのすぐ近くで「ばりばり…ぼりぼり…とっとっとっ…」ってすごく妙な音がするので、そーっとテントのチャックを開けて暗闇に目を凝らすと・・・・・・・。テントの周りにたくさんの鹿が( ̄○ ̄;)!みんなで芝を食べていたんだって。知床ならではの光景だよね。なんか自然の中に身を置くと、楽しいことがたくさんあるなあって思ったよ。 |