1998年5月1日(金)

     旭温泉--→美深歌登大規模林道(途中引き返す)--→宗谷岬--→豊富温泉


今日は、農道をゆっくりと走りながら、最北端の地を目指した。道沿いには、大きな水芭蕉が咲き乱れ、遅い春を感じさせてくれた。車の窓を開けると、水芭蕉の甘い香りが鼻をくすぐる。

       

林道を進んでいくと、道の両脇に残雪が目立ち始めた。途中の渓流で、ちょっと竿をおろしてみる。雪しろのようで、かなり流れが早い。川虫のサイズは中くらい。この水の冷たさでよく育つなあと感心した。釣りは2〜3投であきらめて、先に進む。10キロ程進むと、とうとう雪が多くなってきて、前に進むのをあきらめざるをえなくなった。無理をして、こんな山奥でスタックでもしたら大変だ。雪の間から、たくさんのふきのとうが顔を出していた。

一般道に戻り、宗谷岬へ。最北端のガソリンスタンドで給油。ここで給油すると、「日本最北端給油証明書」と、小さい帆立貝の貝殻でできた交通安全のキーホルダーをくれるのだ。このアイテムは、今回で3個め。

お決まりのモニュメントの前での写真は取らずに、汐がひいた海に出て、最北端より10メートル先まできたぞ〜と、子どものような事を言いながらポーズをとってしまった。さすがに最北端の風は冷たい。10分程で車に戻り、今日の宿、豊富温泉の宿を目指した。

     

豊富温泉は、これまた「日本最北端の温泉地」と銘うつ所。鄙びた感じの温泉場だ。ここで、両親と落ち合う。
年寄りのくせに、私たちと同じように東京から、車で最北端の地までやってきた。夕方、宿に着くと、一足早く両親が到着していた。温泉にゆっくりと浸かり、名物のタコシャブを食べて、最北端の夜は更けたのだった。