2004年4月30日(金)〜2日(日)

 練馬 --→ 国道17号線 --→ 山形 --→ 津軽 --→ 薬研キャンプ場 

      薬研キャンプ場 --→ 大間崎 --→ キリストの墓 --→ ピラミッドの石 --→ 間の木グリーンパーク



5月1日(土)

 ゴールデンウィーク東北温泉めぐりの旅。一般道を使ってのんびり楽しみます。
 今回は国道17号で新潟方面に抜けて、日本海沿いを北上します。

 予定通り仕事の後、4/30(金)19時半に出発。夕食は近くの山田うどんで軽く済ませました。
一般道の旅なので、のんびり走ります。でもやっぱり三国峠のあたりって怖い。夜っていうのもあるのかも知れないけど・・・。西武グループは、よく狭い峠を越えていく場所にリゾートホテルを作ったよな〜。なんて考えちゃいました。冬の三国峠はもっと怖いですもんね。


   
    秋田 花巻周辺の観光案内


交代で運転しながら新潟経由で、海を見ながら北上。ひたすら走ったら、翌10時には秋田県にいました。道の駅 たかのすに寄ると、「日本一の大太鼓」なるものがあるとのこと。折角なので一人410円を支払って見学することにしました。
大きな太鼓がいくつも展示されています。試しにちょっとバチを持って叩いてみると、ど〜んとお腹に響く感じ。ちょっと恥ずかしいけどいい体験でした。

      
   道の駅 たかのすの大太鼓           ちょっと恥ずかしい・・・。



結局20時間で、東京から下北半島まで走ってしまいました。さすがに疲れます。今日は大好きな薬研キャンプ場でキャンプです。テントをセッティングして、体を暖めに「夫婦かっぱの湯」へ。なんと、去年までタダだったのに、有料になっていました。これもマナーの悪さゆえでしょうか?折角いい温泉だったのに、ちょっと残念。(一人200円)


      
   夫婦かっぱの湯の前にある噴水


体も温まったのでキャンプ場に戻り夕食の準備です。さすがに本州最北端。夜は冷え込みます。
お鍋で温まろうと思っていたけど、寒くて寒くて。しかたなく枯れ枝を集めてきて焚き火をしましたよ。火はあったかい。見てると落ち着きますな。


      
    やっぱり東北は寒いので着込みました。    薬研キャンプ場で夕食の準備中


冷えた体を寝る前に温めたかったので、川沿いにある無料の温泉「竜神の湯?」に向かいます。湯船があるだけなので、一応懐中電灯で足元を照らしながらいくと、先客のご夫婦あり。でも真っ暗なんであんまり気になりませんよ。いい湯加減でのんびりあったまりました。おかげでぽかぽかになって就寝。


5月2日(日)


朝7時起床。のんびり撤収し、8時半に出発。
まずは、下北半島の大間崎を見学することにしました。日本人って岬とか湖とか好きですよね。大間崎もすごい観光バスの数。ゴールデンウィークで余計なのかもしれませんが、人・人・人。臨時の駐車場のとめて岬を見学しましたが、どうということはない感じ。海風が冷たいです。出店がたくさん出ていたので、匂いに誘われて、ついついイカ焼きを買っちゃいました。


   
   大間崎の民家にいた犬。呼んでも完全無視。


さて、下北半島を後にして南下します。特に目的もなく車を十和田湖方面へ走らせていると、「ようこそキリストの村へ」という看板が。そこは戸来村。何?何?と興味をそそられ、「キリストの墓」なる場所へ行ってみました。

      
   衝撃!これがキリストの墓だ!   こっちは弟の墓!


説明板によると、磔にされたのはキリストではなくその弟で、キリストは日本にやってきて十来(とうらい)太郎大天空」と名を改めてこの地に住んで、106歳で死んだと古文書に書かれてらしい。お墓と呼ばれる場所は、こんもりと土が盛られた上に「十来塚」と書かれた白い板が刺さってました。そんな塚が二つあるのですが、もうひとつは、弟のイスキリの耳と母マリアの頭髪が納められていると伝えられてるらしい。それが「十代塚」だそうな。怪しさ満点でした。


   
   キリストの墓の説明書き


このあたりにはすごく面白い場所がもうひとつありました。その名も「ピラミッドの石」。
これもキリストの墓と同じ古文書情報らしいのだけど、世界各国のピラミットの起源は日本にあったとされているそうな。「上大石神ピラミッド」というのは林道の奥から獣道のような場所をしばらく登ったあたりにあるらしい。私は登る気まんまんだったのだが、みのりんは足の甲にヒビが入ってた為、包帯巻いて片足はサンダルだったんで、この獣道を登るのは無理、というかテンションが下がってます。「どうせたいしたことないよ〜」だって。そんな訳で私だけ登ってみました。さすがに一人で草木を掻き分けながら進むのはちょっと怖かったけど、前方に家族連れがいるらしく、前の方で声が聞こえるので、勇気を出しながらせっせと登る。


      
   ここが林道からの入り口。
   ここから先は草木を掻き分け進む。


5分程で登りきると、目の前に大きな石。

   
    ↑これ。(ピラミッド)

そう、石。

ただの石。

本当にただの大きい石。

だから!石!石です!   しつこい(-"-)


ちょっと息を切らしている自分が恨めしい。
こ・・・・これがピラミッド・・・・・・。しばし呆然。ってか息を整える。
期待してた私が悪いんですよね!テンション低かったみのりんが正解だったかも。
でも折角なんで「石」を写真におさめました。
帰りは家族連れを追い越してすごい勢いで転がるように降りてきましたよ。
恐るべしピラミッド!
みのりんは林道沿いに停めた車の中でのんびりくつろいでいました。
「どうだった〜?」って間の抜けた声で言うので、癪に障って
「すごい!!まじすごかったよ!」とちょっと興奮した声で言ってみたものの
「ふ〜ん」と疑わしげな視線。
そうですよ。どうせ言うとおりただの石でしたよ!!


すっかり怪しげな観光を楽しんだので、今夜の寝床探し。近くに「間の木平グリーパーク」という施設があり、キャンプ場もあるようなので、どんなところか偵察。なかなかよさげだったので、カーサイトに2000円で宿泊。サイトがきれいに区切られていて、間には木もあったりするんで、本当にプライベートな感覚って感じでよかった。ハンモックなんぞを取り出して遊んでみたり。
夕食前に温泉探し。近くに「野沢温泉」を見つけたので行ってみた。山間の日帰り入浴施設。こじんまりしているが、なかなか盛況だった。すっかり温まりましたよ。


      
   タオル干してあるのは一応ハンモック      まだ明るいうちから夕食


カーサイドでRAV−4君と一緒の夕食。プライベートな空間でのんびりしました。
でもまだちょっと寒い東北の夜なのでした。