2001年9月15日(土)  然別峡野営場---足寄---野中温泉---太郎湖・次郎湖---屈斜路湖


この日は5時起床。この日も曇り空。誰もいない早朝の「鹿の湯」を満喫。
夕べうるさかった隣のグループは起きてくる気配もなく・・・・。
今度はこっちがうるさくしてやろうかとも思ったんだけど、それだとこっちも同じバカ度になっちゃうので、そーっと撤収作業。
駐車場に寝た熊本のおばさんは、夜中もひっきりなしに車が出入りしていたって言ってたので、夜中も「熊の湯」は人気だったのかも!?「熊の湯」の近くにテントを張ったけど、人の足音は聞こえなかった。
車で出入りしていた人はどこにいったんだろう!!??なんちゃって。
そんな話をしつつ6時20分には然別峡を後にしました。

・・・まではいいのですが、足寄まで車を走らせていたら、二人とも睡魔に襲われて、眠くてしかたなくなっちゃったので、足寄の道の駅で仮眠。ちょっとだけ寝るつもりが、結局2時間近くも寝てしまったのだあ!

すっかり元気になったので、トイレに行ってさあ出発!って時に、隣に2台のバイクが止まった。ライダーは二人とも女性。話の内容から温泉めぐりをするらしい。みのりんが、「あの人見たことあるような気がする」っていうんだよね。北海道キャンピングガイドの編集者じゃないか?とか。まさか違うんじゃない?といいつつバイクをチェックしたら、確かに北海道キャンプガイドのロゴが入ったシールが後ろのバックに貼ってあった。

  オンネトーの看板

その後は、エメラルドグリーンのオンネトーを見学。ちょっと晴れ間も出て写真撮るにはいいタイミングだったよ。そして、オンネトー近くの「野中温泉」へ。ここは何年か前にも来たことがある。3件宿があって、そのときは「国民宿舎」の本館の建物の温泉に入ったんだけど、情報によると、別館には露天風呂があるらしいのだ。
そこで今回は別館をGet!やっぱりいいお湯だった〜。先客がいなくなったところで、みのりんと、男女別の露天風呂や内風呂の写真をとってくつろいでいたよ。そしたら、さっき足寄の道の駅で見た女性2人組のライダーも後からやってきた。やっぱり温泉ゲッターなのかも。なんて思いつつお風呂を出ました。
(東京に帰って、キャンプ場ガイドの別冊の編集者の紹介のとこを見たら、みのりんの言う通り、足寄の道の駅で会った人でした。バイクも一緒!こんなことなら話し掛けてみればよかったなあと後悔しちゃったよ)


   
   野中温泉別館玄関                                 男性用露天風呂

      
    女性用内風呂                                   女性用露天風呂

さてさて話を続けましょう。
野中温泉をGetした後は、阿寒湖近くにある、「太郎湖・次郎湖」へ。

     
    太郎湖・次郎湖までの看板                          細い道を進みます

  
   太郎湖

国道脇に車を止めて、後は山道を850mくらい歩くのだ。岩がごつごつしているし、木の根っこは出ているしで、すごく歩きづらい山道だから、800mでもかなりしんどかった。(運動不足かも)次郎湖も写真に収めて、ふーふー汗だくになりながら山道を戻ってくると、来る途中にすれ違ったグループの女性が大きな声で

「車のカギを落としませんでしたかーーーーーー!!!」

って叫んでいる。車のカギはみのりんが上着の胸ポケット(一応ボタンあり)にしまっていたんだけど、暑くて上着を脱いで手で持っていたんだ。急いでポケットを見てみると・・・「ない!!」

「すいません。落としましたーーーーー!! 取りに行きます!!」

・・・と、今来た道を100mほど引き返してキーをGet!
危なかった〜。もしあの人たちが気が付いてくれなかったら、どんなことになっていたことか!! スペアキーは持ってないし、落としたキーを捜すといっても、山道を800mも探せないし・・・。
ほんとに感謝です!ありがとうございました!!

そんなハプニングもありつつ、汗だくで車に戻るとお昼を過ぎていてお腹がぺこぺこ〜。とりあえず先を急ぎながらランチのお店を探すことに。アイヌコタンのおみやげ街に行ってみたんだけど、駐車場料金を払わないと
だめみたいだったので、素通りしてしまった。
しかたなく先を目指しながら走り、13時すぎに摩周のラーメン屋さんへ。
わたしはみそラーメン派。みのりんは塩ラーメン派。運動してお腹減ってたしやっぱり北海道はラーメンに「はずれ」はなく、とってもおいしかった〜。大好きな餃子も食べちゃったよん(^^;

さてさて先を急ぎます。次は屈斜路湖へ。
屈斜路湖に和琴半島という小さな半島があり、周囲2kmくらいが自然探索の遊歩道になっており、半島の先端には、温泉の蒸気がもくもくとあがっているところがあるらしいのだ。遊歩道を森林浴をしながらブラブラと進むと、先端の展望台のようなところに出た。下を覗くと、たしかにモクモクと蒸気をあげているところがあった。せっかくなので、急斜面を降りてみた。

      
    和琴半島遊歩道                              オヤコツ地獄

本当は生卵を持ってきて、蒸気で温泉タマゴを作りたかったんだけど、タマゴを忘れちゃったので今回は断念。温泉が沸いているところがあればチャレンジしたかったんだけど、蒸気が上がっているだけで、お湯らしきものが沸いているとこはなかったんだ。残念。看板には、江戸時代に発見された時は、湖の反対側からも夜になると空が赤く見えたって書いてあったから、今よりもっとすごかったみたい。

その後、遊歩道の途中の「小屋」にある「和琴共同浴場」(無料)へ。去年みのりんは、熱いお湯をこらえて10秒ほど浸かっていたけど、今年は手を入れただけで断念。かなり熱いんだもん。無理。熱湯コマーシャルよりも熱いかも。近くにお水もないので、入るためには、こんこんと沸いてくるお湯を止めて、湯船の温度が下がるのを待つしかないので、残念ながらあきらめたのでした。

今日のキャンプ場は、屈斜路湖畔にある「和琴半島キャンプ場」。
さすがに土日の連休前だけあって、家族連れの姿が目立ち、みんなのんびり過ごしている。いいポジションを見つけて早めにテントを設営することに。久々にちょっと混んでいるキャンプ場って気分を味わった。


    
   和琴半島キャンプ場                          共同浴場「泉湯」外観

さて、設営後は、近くにある共同浴場「泉湯」(入浴料1人150円)で疲れを癒す。

その後、摩周のショッピングセンターで夕食の材料を買い込んでテントに戻る頃には、夕暮れが迫っていた。

このキャンプ場のお客さんはみんなマナーがよく、家族連れやグループも静かにキャンプを楽しんでいる。なかなかよいキャンプ場だ。1本50円で買ったとうきびとじゃがいもを茹でて食べたけど、すごくおいしかった〜。幸せなひととき。

夕食後は、キャンプ場から100mくらい離れたところにある「和琴半島露天風呂」へ。先客(地元のおじさんおばさんたち)がたくさんいたけど、ほのかな明かりしかなくて、ぜんぜん見えないのでOKですよん。
のんびり浸かりたかったんだけど、結構熱いので、我慢大会のようでした。地元の方々はずーーっと浸かっていたけど、私は早めにギブアップ。ふう。のぼせたよ。

そんな一日を過ごして、21時には寝袋にもぐりこみました。この日は全然寒くなかったよ。温泉で温まったからかな?汗かくくらいでした。
さて、明日は何しよっかな?晴れるといいなあ。

でわでわ〜今日はここまで〜!