1999年9月30日(木) ![]()
真狩--→ニセコ薬師温泉--→熊石(平田内温泉)--→松前--→函館--→恵山--
--→湯の川温泉
--→函館--(フェリー)--→青森--→東北道--→外環道--→練馬(光が丘)
昨日料金を払わないで泊まった罪悪感から、人が来る前に撤収だあ!!!っていう勢いで、7時には出発。ちょっと霧雨も混じってきた。道の駅「ニセコ」でお湯を沸かして朝食を取ることに。 早朝の道の駅って、ほんと道外の車が多いこと。ちょっと見ただけでも、「奈良」とか「名古屋」とか。それに不思議なことに、熟年カップルが多いんだよね。ライダーはもちろん若いお兄ちゃんがほとんどだけど、車で来ているのは、大抵熟年のみなさま。水場で歯を磨いている人や、私達みたいに、お湯を沸かして朝食を取っている人など。きっと道の駅に泊まったんだろうなって話をしていたんだ。ワンボックスやキャンピングカーが多かったよ。 さて、ニセコに来た目的は、「温泉が多い」ってこと。どの温泉にチャレンジするか検討した結果、「薬師温泉」に決定。時間が早いので、日帰りは入れてくれないかも。って不安があったんだけど、到着してみると、プレハブをつなげたような造りの湯治場っていう趣。自動販売機で300円の券を購入して中に入ると、受付には誰もいなくて、ザルが置いてある。 「券はココに入れてください」って書いてあった。おそるおそる「湯→」って方向に進む。ちょっとギーギーって音を立てる廊下を進むと、左右に2種類の湯船。脱衣所は男女別で、中は混浴。幸い誰もいなかったので、のんびり入ったけどただお湯が沸いているとこを、木枠で囲いましたって感じで、湯船の床は大きな石があったりしてデコボコしていた。もちろんシャワーなんてないし。お湯はちょっと茶色がかって、サビた感じのにおい。 最近こういう感じの温泉じゃないと満足できなくなっている自分が不思議な気がした。旅館の温泉は、確かにきれいだし、広いし、好きなんだけど、こういう昔ながらの湯治場ってとこもいいんだよね〜。「こんな汚らしいとこ」って言われそうだけど、そこがたまらなくGOOD。 もう一個所の内湯は、小さめの湯船だったけど、ちゃんと男女にわかれていた。って言っても、湯船はひとつで、真中に木枠があって、向こう側が見えないようになっているだけだから、男湯に入っている人の「足」は見えたよ(^^ゞ声は当然聞こえるから、数人入っているのがわかった。 その後、飾ってある色紙を見ていたら、テレビチャンピオンで「温泉王」になった人とかも来ていて、「露天風呂が最高!」ってコメントが書いてあったから、掃除をしていた宿のお姉さんに「露天風呂はどこですか?」って聞いたんだ。だってそれらしいのは見あたらなかったから…。 そうしたら、「外に出て、駐車場の向こうのスギの木の脇の小道を入ったとこにありますよ」って教えてくれたので、早速いってみた。普通、「露天風呂→」とか書いていそうなもんだけど、何にも書いていない。聞いたとおりに行ってみると、ありましたよ!すごい露天風呂が! 薬師温泉露天風呂木々に囲まれた森の中に、まっ黄色な湯船が!「うわーすごい!」って思わず叫んでしまった。仙人でも出てきそうな雰囲気だった。「薬師温泉」っていうくらいで、すごく効くらしいんだけど、この色をみただけでも効く!って確信してしまった。お湯は少しぬるめ。湯船はけっこう広い。この温泉もお勧め!今度是非行ってみて! 最高の温泉に入って気分もよくなり、道南を目指す。 次の目的は、去年「熊出没のためこの先立ち入り禁止」ってことで入れなかった、「平田内熊の湯」。幸い今年は立て札がなかったので、駐車場まで行くことができた。 この頃になると、朝方の霧雨がウソのように青空が広がって暑いくらい。タオルを持って温泉に向かうと熟年のカップルがやってきた。「温泉最高だよ!今誰もいないからゆっくり楽しんで!」って言われた。 わくわくしながら渓流沿いの温泉に到着。想像していた通り、最高の温泉。ここは無色透明。ホースで川の水をくみ上げているから、お湯の温度も適温。丁度ちょっとした滝のように流れる川を望みながら、またまた最高の温泉を満喫したよ。ここもお勧めだよん。 平田内熊の湯その後、道の駅天和台のレストランで「ウニとじ丼」(カツ丼みたいなタレにウニがたくさん入っていて、卵とじみたいになっている)と「海鮮ラーメン」で昼食を楽しんで、松前方面を目指す。 道の駅ルート229天和台、北緯42度碑いつも南の方は通過点になっちゃうからたまには回ってあげようってことで。それに道の駅も数カ所あるから、全部回る気合で!! 最後にスタンプラリーのハガキを応募しなくちゃいけなかったから、どうしても道の駅の開いている時間に行かなくちゃいけない。松前から函館を過ぎて道の駅「えさん」で応募しようってことになったんだけど、函館市内の渋滞に巻き込まれて、時間は既に午後6時。「えさん」の営業時間は午後7時までって書いてあるから、ギリギリ間に合うかどうかってとこ。相方は不機嫌になるし、「欲張らずに1つ前のとこで応募すればよかった」とかブツブツ言っているしで、車内は険悪なムード。 函館の渋滞を抜けた後はすごい勢いで山道を走った。あたりはもう真っ暗で対向車もないけど、結構怖かったよ。そんなこんなで「えさん」には午後6時30分に到着。ギリギリ間に合って、応募することができた。うちのとKちゃんのと、埼玉のおばの名前で3枚。35個所制覇だあ!!ふー。よかったよかった。 一安心して、今度はゆっくり海岸沿いの国道を函館まで戻ることに。 フェリーに乗る前にもう一箇所温泉に入って行きたかった私達は、湯の川温泉の銭湯に寄ることに。昔ながらの銭湯って感じで、藤で編んだカゴが重ねてあったりしてなつかしい雰囲気。地元の人で賑わっていた。 湯船は真中の大きいのがひとつと奥に小さいのがひとつ。不思議なことに真中の湯船には誰も入ってなくて、湯船の周りにペタンと座ったり、寝そべったりしているおばさま方ばかり。「何でかな?」なんて思ってたんだけど、ちょっと足を入れてみてわかった。熱い〜!!足の先をちょっと入れただけでヤケドしたかと思ったよ。 そーっとその場を離れ奥の湯船に。こっちはいい湯加減。安心して入った。座っているおばさま方は、床下を温泉が通っているから床が温かくて気持ちよさそうだった。そういう温泉療法もあるなって感心。 脱衣所に戻り、洋服を着ながら壁を見ると、新聞の切り抜き。この銭湯を紹介した記事だったんだけど、真中の湯船の温度は46度って書いてあったよ。道理で熱いはずだ。銭湯から出てきた相方に聞くと、真中の湯船は、やっぱり誰も入っていなかったらしく、熱いと知らない相方は、いっきにザブンと入ってしまって「しまった!」と思ったけど、そのままバッと飛び出たら、みんなに笑われそうだったから、平然とした顏をして、10秒くらいがまんしたらしい。ほんとオバカさん。そんな感じで、温泉の旅は締めくくられたのでした。 フェリー乗り場に到着すると、丁度午後8時のフェリーが出航したところ。しばらくおみやげ売り場などを物色して、イカ刺をつまみにビールを飲んでいたら、やっと次の午後10発のフェリーの受付が始まったので、余裕で行くと、「キャンセル待ち1番」って紙を渡された。 え〜?この時期なんでキャンセル待ちなの?って思ってしまった。だって駐車場に車も少ないし…。でも無事に乗ることができました。どうもトラックの予約が一杯だったみたい。乗用車はほとんどいなかった。2等室もガラガラで、私達の入った部屋は、とうとう誰も来なかった。貸切状態で4時間ぐっすり眠れたよ。 青森からは、順調に東北道を走り、午前10時半に家に帰りつきました。 今年制覇した温泉の数は17箇所。目標の20個所には少々足りませんでしたが、思い出深い温泉が増えました。サケは釣れなかったけど、地元の方との会話や、楽しい経験ができて大満足。アウトドアを充分満喫した9日間でしたあ。 |