1998年10月4日(日)

            オンネトー湯の滝---網走---斜里---中標津保養所温泉旅館



朝5時に起きて湯の滝に向かった。ズームイン朝で私達が行った次の日に放送したのは知らなかったけど、昼間はけっこう沢山の人が来るので、早朝に行ったんだ。

駐車場から歩いて約30分(1.4km)。森の木立の中をひたすら進むと、ゆげの上がった滝が見えてくる。広場のようなスペースがあって、川が流れているんだ。そこから少し上に簡単な小屋が見える。それが脱衣所。脱衣所があるなんて整備が整っているでしょ。そこが目指す「湯の滝」。本当は、もう少し上にも湯船があるんだけど、そこは、学術的にすごく貴重な場所なので、現在は使用できないことになっているんだ。でもすごくいいとこだったよ。


           


先客は新潟から来ているお兄ちゃん一人。私は天然の露天風呂となると目がないので、裸になるのはお構いなしなのだ。変にはずかしがっていると、よけい妙なので、堂々と入るのが一番。

新潟のお兄ちゃんとの会話を楽しみながら、のんびりとくつろぐことができたよ。私達が帰るまで他に誰も来なかったしね。人がいない時を狙っていけば最高だよ。

そのあとキャンプ場に戻り、簡単な朝食を食べて撤収。8時にはキャンプ場をあとにした。その日は以前に行ったことのある秘湯をめぐろうとしていたんだけど、9月の豪雨で林道が崩れたとこが多いらしく、何箇所が通行止めで行けなかったのが残念だった。

 夕方16:00すぎに標津のキャンプ場に着いたんだけど、入り口に、「キャンプ場内に熊が出没したため使用禁止」って書いてあるし、雨も降ってきてしまったので、安い保養所を見つけて、そこに宿泊することにした。

雨はすぐに上がって、なにげなく窓の外を見ると虹が見えるじゃあ〜りませんか!感動の一瞬。地面まで届く、半円すべてがきれいに見える虹を見たのは初めてだったよ。
次の日はサケ釣りだから、晴れることを祈って21:00に就寝。