1997年7月21日(月)
 然別峡--→川北温泉--→からまつの湯--→網走




朝4:30に起きてみると、昨日寝る前にはなかったテントが隣りに張ってあった。
どうやら夜中に到着した人がいたようだ。

挨拶をして少しお話をした。苫小牧から一人で北海道を巡っているという立松和平のようなおじさまだった。道東から雨を避けるために走ってきたら夜中になってしまったそうだ。
旅の情報を交換する。釣り用のイクラまでもらってしまった。 ありがとうございます!


    


早々にテントを撤収すると道東を目指し出発。今日もいい天気だ。

快調にまっすぐな道を進む。北海道という所は、油断していると一般道でもいつのまにか100kmでているという恐ろしい所だ。スピード違反でつかまらないよう注意しなければ!

レーダーが畑の真ん中で反応している時なんて要注意だし、すれ違うパトカーもみんなオービスを積んでいる。最近の覆面はワンボックスが多いと聞いた。何でだろう?北海道とはそういう所。


        
     まっすぐな道               千春の家


まずは足寄にある、松山千春の生家に行ってみた。国道から、看板の矢印が出ているのでわかりやすい。
観光バスも寄るそうだ。それにしてもパネルの千春は若いし、髪の毛が…

次にオンネトーへ。オンネトーは北海道三大秘湖のひとつ。エメラルドグリーンの湖面に感動。
何でこんな色なんだろう?不思議だ。


      


今日は網走へ向かう。
途中で標津町(知床半島の付根のあたり)にある有名な無料露天風呂である川北温泉に寄った。川北温泉は廃業した宿の湯船だけが残り、地元の人たちが管理する男女別の露天風呂だ。男湯が鉄泉、女湯が硫黄泉という2種類の泉質が特徴。乳白色の湯。R224金山パーキング付近に「川北温泉」の看板があるのでわかりやすい。


     


ダート5kmほどで到着だ。脱衣所も男女別だし、女性でも気軽に入れるのがうれしい。乳白色のお湯はなんだか美人になりそうだ〜(今さら遅いか!)満足。満足。ほっかほか。

その後、からまつの湯に寄ったのだが、人が多かったので入浴は断念した。ん〜残念!

今日の網走での宿は、「カニ本陣友愛荘」。去年もお世話になったのだが、何と言っても蟹三昧の夕食が魅力。ズワイガニのしゃぶしゃぶに始まり、タラバガニ1ピキ、毛がにのお刺身、ズワイガニの天ぷら1匹にカニの鉄砲汁、茶碗蒸、ポテトグラタン、デザートには夕張メロン、などなど。二人でこの量は多すぎる〜。大好きなビールを飲むのも忘れてカニと格闘したが、最後には二人とも会話する元気がなくなるくらい満腹でぐったり。当分カニの顔は見たくない気分になった。
でも最高においしかったんですよー。気絶寸前で就寝。