2005年4月28日(木)〜29日(金)

 練馬 --→ 国道4号線 --→ 山形 赤湯 --→ 蔵王温泉 --→ 蛭沢湖 



4月29日(金)

 ゴールデンウィーク東北温泉めぐりの旅。一般道を使ってのんびり楽しみます。
 28日の22時に出発。国道4号線を使って北上します。那須を過ぎるまでみのりんの運転。それまでは後部座席に敷いた布団の中で爆睡。ナイナイのオールナイトニッポンの始まる時間に起こしてもらって運転を交代。このラジオを聴きながら走るのが好きなんですよね〜。

 朝4時前には山形に入ったので、コンビニの広い駐車場に車を止めて暫し二人とも仮眠。のつもりが結局7時すぎまでたっぷり寝てから再び走り出す。

山形県の赤湯温泉の共同浴場は町の中に5つもあり、料金も一人100円と安く、しかも朝6時からやっているといいことずくめ。ということで、まずは赤湯で朝風呂を楽しむことに。今回は今まで入ったことのなかった「丹波湯」に行ってみました。小判型の湯船が真ん中にあり、その周りに洗い場が数箇所あります。赤湯は全体的にお湯が熱めですが、他の浴場に比べてそんなに熱くはありませんでした。相変わらずいい温泉です〜。

   
   赤湯温泉 丹波湯


丹波湯の近くには烏帽子山八幡宮があり、階段の下から望むと桜がきれいに咲いていました。今日は桜祭りが開催されるらしく、階段を登っていく人たちの姿がちらほら見られました。


   
   烏帽子山八幡宮 さくらが満開


さて、次の温泉に向かいます。目指すは蔵王温泉。有名な温泉地であるにも関わらずまだ入ったことがなかったので、すごく楽しみです。
さすがにスキー場は閉鎖されていましたが、まだところどころに雪が残っています。
大露天風呂が有名なのですが、今回は小さい公衆浴場をゲットしましょう。山間部の昔ながらの温泉地のため、かなり道が狭いので、バスターミナル近くの駐車場に車を止めて歩いて散策します。


      
    蔵王温泉 下湯                    下湯の湯船(女性)


まず温泉地の真ん中に「下湯」がありました。
さらに上に行くと「上湯」。少し引っ込んで判りにくい場所の「川原湯」がありました。
今回は、川原湯に入浴しました。一人200円で、外に設置されている箱にお金を入れて入浴します。3〜4人程度が入れる湯船からは、お湯がどんどんあふれています。少し白濁したお湯です。湯船の底にはスノコのようなものが敷かれています。(白濁しているのでよく見えませんがたぶん)男湯と女湯の湯船は繋がっていて、みのりんがちょっと勢いよくお湯をかき混ぜたようで、湯船のお湯がみるみる牛乳のような色に変化していきました。(男湯と女湯の湯船が繋がっているといっても見えませんのでご安心を)少し熱めのお湯で、硫黄の香りもいい感じです。のんびりしたくても熱くてすぐにのぼせてしまいました。


      
   蔵王温泉 川原湯(入口がちょっとわかりづらい)   川原湯の湯船(女性)


温泉2つをゲットして、その後上山で昼食を取ったあと、まだ時間があったので、「斉藤茂吉記念館」に寄ってみることにしました。といっても、いくまでは、教科書に載っていた歌人という程度しか知らなかったんですが、もともとはお医者さんだったんですねえ。しかもあの「どくとるマンボウ航海記」の北杜夫が、斉藤茂吉の息子だって初めて知りました。いやはやお恥ずかしい。
記念館の前の桜並木が満開で綺麗でしたよ。

さて、今夜は兄貴とその仲間たちと蛭沢湖のキャンプで合流する予定だったので、スーパーで7人分の食材を買い込み、キャンプ場へ向かいました。今夜のメニューは恒例の米沢牛のしゃぶしゃぶ。初めてだった人もいて、すごくおいしいと喜んでいました。夜遅くまで盛り上がっていましたよ。

   
   蛭沢湖キャンプ場での宴会